始めましてニューフェイスの「朱鷺色」です。
幼いころ姉と私の三尺帯がふわふわの薄絹でできていて色の美しさと、ふわふわの触感に2本を身にまとって踊るとまるで天女になった気持ちになりました。
その三尺帯の色が「とき色」、絶滅寸前の鳥「朱鷺」のいろです。
若い世代の方々がスタートさせてくださった、このブログなのですが私はちょっと(?)年長!
とはいえ、「二十歳過ぎたら同い年」と常々思っているので、みずみずしい感性を保てますように心がけて参加させていただきます。
あじさい、立ち葵の花が行く道を彩ってくれる季節ですね。
神戸在住であった大好きな兄を訪ねたとき、塀越しに咲いていたあじさいの花房の大きさに驚きました。
今観ている花の5,6倍はありそうな大きさでした。
もともと好きな花の一つでしたが、兄がなくなった今、あじさいを観るとあの時の兄を想い、それからそれへと兄を想うひと時が過せます。
立ち葵はすぐ上の兄嫁が大好きでした。あまり仲がよくなかったのですが、この時季みるたびに「洋子さんきれいね」と話しかけている自分に気がつきます。
心友に、私も思い出してもらおうと花の名前を言い出したら「ありすぎ!」と止められました。
どうぞよろしくお願いいたします。
朱鷺色