久々に晩秋の鎌倉を歩いてきました。
首にミラーレスのコンパクト一眼レフをぶらさげて。
カメラにはさほど関心も持たず、自分で一眼レフを操作するようになるなどとは思ってもいなかったのですが、自分で主宰するイベントでカメラ教室を開催して以来、ずぶずぶとカメラの魅力にハマりつつあります(笑)
私の実家には、カメラを湿気から守るガラス扉のついたケースが置いてあります。
カメラが趣味だった父が、まだデジカメ全盛になる以前に買いそろえたフィルムの一眼レフカメラ数台と、沢山のレンズたちが静かに並んでいます。
マニュアル撮影を覚えたので、そろそろこのカメラたちにも登場してもらえる機会があるかもしれません。
カメラはフィルムからデジタルが主流になりました。
時は流れ、色々なものが変わってゆきます。
父が愛した写真を撮る楽しさを、少しずつ理解し始めているわたし。
今目の前にあるものや、コトや、ヒトを、どう切取るか。
それがとても面白い。
黄色に染まるアーチの下で、かつて一緒に来た報国寺の紅葉を見上げながら、父はどんな気持ちでファインダーを覗いていたのかなと考えつつシャッターを切りました。
まだまだ父の方が上手だけれど、いつか追い越すぞっ!(笑)
明日は父の命日です。
水浅葱