ピアグループ

3月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

3月3日、生と死を考える会では、分かち合いに参加するスタッフが

集まって話し合うスタッフ会議が開かれました。

 

スタッフには本当にいろんな方がいます。

性別も、年齢も、死別経験も、大切な方との関係も、死別の原因も本当にさまざま。

 

いろんないろんな人が集まるスタッフ会議では、暖かいねぎらいの声がかけられることもあれば、厳しい声が飛ぶこともある。真剣な議論にピリピリした空気にもなることもあれば、スタッフのユーモアに笑いが起きることもある。お互い意見を言ってぶつかり合いがあっても、それでもこの『分かち合いという場(ある人は止まり木といい、ある人はたき火といいますが)を大切にしたい』という思いは同じのように感じました。

そして自分にとってこうした仲間=ピアがいることは、大変な部分もあるけれど、

力づけられるエネルギー源だと思いました。

 

私の亡くした大切な人はうつ病でもあり依存症でもあったわけですが、

当時は薬とカウンセリング、そして家族の力でなんとかしようとふんばっていました。

 

今思うことは、もっと仲間の力を借りたらよかったなぁということです。

ちょっと検索してみると、ピアグループが意外とたくさんあることに気づきます

(たとえば、依存・親子関係・いじめなど、しんどい思いを抱える人たちが

運営するピアグループを紹介するページ、NPO法人 仲間と共に歩む会や、

JUST 日本サイバーズ・ユニオンなどなど)。

 

抱えられない荷物を下ろせる場所が、生と死を考える会はもちろんのこと

どんどん増えて、みんなが知っていくといいのになぁと思いながら

帰路につきました。(青)