2012年

3月

14日

出逢い

今年の3月11日のその時を、

私は、ブログメンバーでもある分かち合いスタッフと過ごしました。
これからの「分かち合いの会」のことを、仲間とたくさんたくさん話し合いました。

 

大切な人を喪って、

「こんな感情が、この世に存在するんだ…」と、愕然としたことを覚えています。

全身から沸き起こる絶望と空虚感、やるせ無さと自責。
「あの時……していれば」という、後悔。

眠れないこと、食べられないこと、泣けないこと。
何をするのも億劫で、体はフラフラで、
友人知人が慰めてくれても、かえって傷付いてしまったり。
近しい存在の人とは、お互いを責め合うことしかできなかったり。


何よりも辛かったのは、事実でした。
亡くなった人とは、もう二度と会えない。
会話をすることも、触れることもできない。
その当たり前の理を、到底受け入れることなどできませんでした。

 

 

大切な人との死別を経験して、私はとにかくボロボロでした。
自分のことなんか、どうでもいい…。
本当に、何もかもがどうでもよかったんです。

 

 

死別当時、私の周りには
大切な人と死に別れた経験のある人も少なく
誰にも本音を言えないまま、弱音を吐けないまま
四年近くを過ごしました。

 

そして現在、

私が「分かち合いの会」に参加するようになって、一年半が経ちます。
これまでにたくさんの方と出逢いました。


「大切な人と死に別れた」
共通点はただそれだけなのに
私には、「分かち合いの会」での出逢いが救いでした。

相手の話を聴いて、自分の話を聴いてもらって
お互い響き合って、分かち合って、
それだけで私はとても救われました。

 


たった一度しかお逢いしていない方でも、
忘れることなどできません。

「どうしているかなぁ…」と、気に掛かることもあります。


「分かち合いの会」への参加者が増えることは
それだけ死別の悲しみに苦しんでいる人がいるということ。
本来は、喜ぶべきではないのかもしれません。



それでも私は、「出逢い」を願わずにいられません。
参加者皆で、想いを分かち合えた経験があるからです。
一人でもがき苦しむより、私はうんと楽になったからです。

 

 

(オレンジ)

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次回「分かち合いの会」のお知らせ

 

◆3月17日(土) 17時~19時30分
*第3土曜日の集まりは、若い世代(主に20~30代)で死別された方を対象としています。

◆会場/NPO法人生と死を考える会 事務局(東京都新宿区)
◆参加費/一般1,000円 会員500円

 ※会場などの詳細は、HPをご覧ください。
http://www.seitosi.org/

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