ともに。

 

(福島県相馬 松川浦)


今日は広島原爆投下から67年の日でした。

テレビで見た広島市長の言葉。

「被爆地ヒロシマだからこそ、福島と気持ちは共にある」


ヒロシマのNPOが夏休みに原発事故で苦しんでいる福島の人達を受け入れたり、様々な交流が進んでいるようです。

「広島は、より深く福島を理解できる。ヒロシマだからこそ、ありのままを受け入れて、共に苦しんだり悩んだりできればいい。」


腫れ物に触られるような扱いを、全国の避難先で福島の人達は受けると言います。周りもどう理解したり共感していいのかわからないのでしょう。


私はこの広島市長の言葉を聞いて、

心が震えました。

私にとっての福島が、第二の故郷であり、あの浜通りが変わってしまい悲しんでいるからでもあります。

でも、それ以上に、この広島のスタンスは、この分かち合いの原点だと思ったからです。


分かち合いの会は、参加しても言葉にできない人もいる、泣くだけしかできない参加もある、他人の話を聞いて勇気をもらったり、励まされたり。

それは、何かを誰かのためにしてあげることじゃなく、

共に悩んだり苦しんだり、

共に心はあるというもの。

何もできなくても話せなくても、

心はあなたと同じ。


ヒロシマが、フクシマの良き理解者であり、伴走者であり、支援者であり続けることを願って止みません。


今月の「分かち合いの会」のお知らせ

◆8月4日(土) 14時~17時
 *第1土曜日の集まりは、大切な人を自死により亡くされた方の集まりです。


◆8月10日(金) 14時~17時
 *第2金曜日の集まりは、主にお子さんを亡くされた方の集まりです。


◆8月21日(火) 18時30分~20時30分

 *第3火曜日の集まりは、様々な体験の方の集まりです。


◆8月18日(土) 17時~19時30分

 *第3土曜日の集まりは、大切な人を亡くされた若い世代(主に20代30代)の方の集まりです。


◆8月25日(土) 14時~17時
 *第4土曜日の集まりは、様々な体験の方の集まりです。

 

 

◆会場/NPO法人生と死を考える会 事務局(東京都新宿区) JR信濃町徒歩1分

◆参加費/一般1,000円 会員500円
※会場などの詳細は、HPをご覧ください。
http://www.seitosi.org/

ピンク