金木犀

キンモクセイ

金木犀の花がようやく咲き、そろそろ終わりでしょうか。
いつもは9月に咲いているので今年はちょっとゆっくりでしたね。
花の咲いているのを見つける前に香りで気がつきます。
いい香りがして、あたりを見回すと
オレンジの可愛らしい金木犀が咲いているのを見つけます。
 
家族を花にたとえたら何かなーと思いをめぐらせたことがあります。
 
そのとき夫は金木犀の花と考えました。
まちの中に咲いている金木犀は、大きさも色も形も目立たない木で、
華やかに咲く花ではありませんが、、実りの秋の訪れを知らせてくれるかのように、
街を香りで満たしてくれます。
道端に散り敷くオレンジの小花は、おしゃれな夫に似ているように思えました。
花言葉は「謙遜、初恋」
 
私はちょっと図々しいかなと思いながらも、どくだみの花がいいと希望をこめて・・・・・・。
庭の片隅にひっそりと咲く、小さな花の風情は、
確かに私からはるか遠いように思います。
どくだみの名は「毒痛み」からきているといわれ、
十薬という別名のように、整腸、利尿、緩下、緩下、解毒などの
民間薬としての用途が広いことは、ひとのために働く事や、
世話好きといった、私の生き方に通じるものがあるように思うのですが…。

                                      朱鷺色