花の季節

東京では3月に桜が咲いてしてしまいました。

「月にむら雲花に風」のとおり今年は咲いている時にお天気が荒れました。

予定していたお花見の1つは嵐のようなお天気で取りやめ,

もう1つのお花見はすばらしいお天気に恵まれました。

東御苑での散策中、知人から「今どこ?」との電話があり、「お花見!」

と言うと「心がけのいい人は違う!」と言っていただきました。

遅いかな?と心配した桜はたくさん残ってくれていましたし、シャガ、山吹、しゃくなげとそれはきれいに咲いた花々がいっぱいのお花見でした。

この写真のバラは大好きな花の1つです。

道端に小さなじゃが芋の茎を見つけ抜いてみると小さなちいさなじゃが芋がついていました。それを持ち帰って埋めてみたのですが、ジャガイモはあまり大きくなりませんでした。

ところがじゃが芋を植えたところからこのバラが現れたのです。

可愛らしい小さな素朴なバラの花です。

お玄関のすぐ横に植わっているので、出入りのたびに控えめな香りがします。

すばらしいことに四季咲き、花が終わると小さな赤い実が生ります。

ピンクのやさしい香りの花、小さな赤い実、このふたつが順番に1年をめぐってくれます。

高級でおすましのバラの花は苦手でしたが、このバラと出逢ってからバラのイメージが変わりました。

可愛らしいバラに感謝!                   

                            朱鷺色