2013年

5月

02日

新学期に

この4月、娘が中学に入学しました。

6年前、娘が小学校に入学した時に、お姉ちゃんの校帽をうれしそうにかぶっていた息子はもういません。

新しい場所では、娘に弟がいたことを知る人もいません。

中学校に提出する書類の家族欄には息子の名前を書きました。

それが許される場所で娘には過ごしてほしいと思い、学校選びの基準にしました。

 

新しい場所では母にも新しい知り合いができます。

「お子さんはおひとり?」

どうやって答えようか、毎回悩みます。

どのような方かまだよくわからないうちに、息子の話をするのもためらわれます。

言われた相手もどう反応していいか困るよね、とも思いながらも

息子がいなかったことにはしたくない、という思いが勝ってしまいます。

「下に息子がいます。でも父のところにいるものですから」などと答えたりします。

たいていはすぐに話題が変わります。

 

娘も友達のあいだで兄弟の話題がでると、自分も聞かれたらどうしよう、とあせるようです。まだ弟の話をする機会はないようですが。その時はその時、相手によって考えると

言っていますが、うまくいえるかどうか心配です。

 

進学という晴れの門出を、手放しで喜べない複雑な想いのこの頃です。

 

(まだ小学生の母でいたかった空色でした)

写真は今年の3月 神田川の桜です。