自死遺族の分かち合いの会

自死遺族の分かち合いの会について

 

「強い自責の念を抱きつつ、周りからの非難や好奇の視線に耐え、さまざまな輻輳した思いをかかえながら、周囲に自死であることを隠していることの多い自死遺族の孤立感は非常に強いものです。

病死の遺族の参加が多い分かち合いの会とは別に集まりを持ちたいと、自死遺族の方々から強い要望が寄せられました。

 

最近の分かち合いの会には、自死遺族の参加が多くあり、その方々が十分に自分の気持ちを話しきれないという背景から、この集まりは始まりました。

 

私たちのような活動では、ともすれば、傾聴や共感、理解を当然のこととして前提にしがちですが、自死遺族にあるような深い悲しみ、苦悩は、そういうことすらをも超えた現実ではないか、発足を望まれた方々との話し合いを通して痛感しています。


この集まりは、自死によりご家族や親しい人を亡くされた方々が、そのことを含めそのままの姿で集い、共にすごすことができる、安心して語り合える、そんな場になれればと願っております。 

 

  • 毎月第1土曜日14:00~17:00
  • 場所:生と死を考える会
  • 参加費:一般 1,000円 生と死を考える会会員 500円
  • 大切な人を自死により亡くした方を対象にしています。
  • その日の体調や気持で「行ってみようかな」と思われた時が参加していただく時かと思いますので、予約は不要です。互いのプライバシーの尊重には十分に配慮し合い、匿名での参加も可能です。