2011年

4月

01日

祈り

初めまして、新米スタッフの「オレンジレンジャー」です。
今回から、ブログの更新を担当させていただきます。
他のスタッフと順番で登場予定です、宜しくお願いします。

 


皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
本当に本当に、大変な事態になってしまいました。

直接被害に遭われた方はもちろん、
今や日本中の誰もが、心を痛め不安な毎日を過ごされていることと思います。

報道を目にし耳にし、私自身も激しく心が揺れました。
大切な人を失った自分の体験と重ね合わせては
色々なことを思い出し、考え、苦しくて堪らなくなります。



今回の災害で、突然大切な方を喪われたご遺族のお心はどんなに底なしでしょうか。
ご自身も避難所にいて、
そっと涙を流すことさえままならない方もいらっしゃることでしょう。
悲しみに向き合うことすら許されない状況を思うと、本当に言葉になりません。


手を繋いで逃げていたはずが、あっという間に津波に奥様をさらわれ
以来奥様が行方不明だという男性の話を知りました。
「あの時どうして手を離してしまったんだ…」と、

顔をくしゃくしゃにして、呻くようにおっしゃっていました。

 


ガレキの下敷きになったお母さんを残して、「自分だけ逃げたんだ」と口にする男性がいました。
避難所から、毎日自宅のあった場所へ通っては、
何時間も何時間もガレキに手を合わせているそうです。
私がこの話を知ったのは地震から一週間後。
男性のお母様はガレキの奥深くで亡くなっていました。
ガレキを撤去しなければ遺体に触れることさえできないのに
行政からは「手が足りない」と、遺体の収容を断られたのだそうです。
「寒いだろう。冷たいだろう。今日も出してあげられなくてごめんな。もう初七日なのに……」。


遺された方がご自分を激しく責める姿、そういった報道に触れるたびに
私は堪らない気持ちになります。

私はきっと、被災地の方の絶望もご遺族の方の無念さも、1%だって理解できないでしょう。
それでも祈らずにはいられません。
どうかどうかご遺族がご自分を責めることのないよう、
ご自身を労り大切にされますよう。


命が限りあるものだということを痛いほど感じ、
「生と死」について、深く問い掛けた3月でした。



(オレンジ)